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粗悪なレーザー製品にご注意ください!!

粗悪なレーザー製品にご注意ください!!

当店では出張などで、すでに設置されているレーザーや演出照明器具の設定やプログラムなどに行くこともあります。

先日とあるクラブから、レーザー製品を買ったので、DMXの設定をやって欲しいということで出かけました。

レーザーの商品は、届いたばかりと言うことで、箱を開けてみました。
そうすると、電源ケーブルのコネクターは中国用のモノ、日本のコンセントにはつながりません。
しかもその先っぽは折れているのです。
まあどちらにしても、中国用ですので電源ケーブルは使えません。

横に吊っていたムービングライトのケーブルを使い、電源を入れてみました。

レーザーはディップスイッチでモードを変えるタイプの物でしたが、取り扱い説明書が入っていません。
英語のモノも入っていませんでした。

ただディップスイッチの設定は、本体に書かれていたので、その通りやってみました。
ディップスイッチのON/OFFが通常パターンと反対のようです。
まあ, それはタマにあります。

音調(音に反応して動く)はすぐに出来ました。
しかし自動(音などに関係なく、どんどんパターンが動く)制御は出来ません。

また、表示されているスペック1.05W(1050mw)とは程遠い明るさで、体感では300mwまたはそれ以下な感じです。

目的は、DMXでの使用ですのでモードをDMXに、そして使用するチャンネルに設定。

しかし、まったく動きません。
チャンネルが間違ってるのか?と思い、チャンネル1でやってみましたが、ウンともスンとも言いません、、。

ディップスイッチを色々なパターンで設定しましたが、ダメなようです。

そしてその時気づいたのですが、本体下の基盤を止めてると思われるネジが2本ぐらいゆるゆる、ILDAをつなぐ部分もゆるゆるなのです。
かなり造りが怪しい感じです。

そんな感じですので、おそらく内部の接続してる部分の造りもいい加減な感じなのが想像できます。

どうやらレーザーは、音調でしか使えそうにありません。
それをお店の人に説明しているときに、電源が切れました。すぐに電源を入れなおすと電源は入ったのですが、今度は音調でも動かなくなっていました。

色々とディップスイッチを触ってみてわかったのですが、スイッチの9番10番と1番2番が入れ替わってる感じなのです。
つまり、1番が10番の役割をしているのです。
こんなことは、20年ぐらいこの仕事をしているのですが、初めてです。

そして、この時には音調も自動も動作いたしました。

とりあえず、それで使用すると言うことですので、OKをいただき、作業を終了しました。

商品は、どうやらオークションサイトで購入した物のようです。
定価はそこそこな額が書かれていたということです。

また箱には、以前当店で扱っていたILDAソフトiShowも入っていましたが、説明書も何も入っていませんので、ほとんどの人は使うことは出来ないでしょう。

別の時の話ですが、ILDAソフトだけ見せて欲しいと来店された方がいました。
レーザー本体は、ご自分のものを持ってこられて来店されたのですが、他で購入された中国製のモノでした。

レーザーを見せてもらったのですが、やはり書いているスペックとは程遠い性能でした。
またRGBレーザーでしたが、レッドの光が2重に出るのです。
ですので、他のカラーとは重ならず、汚いビームになるのです。
値段はそこそこしたようですが、その価格にしては、かなり粗悪な感じです。

このように並行輸入的商品には、粗悪な物が少なくありません。
また使い方がさっぱりわからないような不親切なサポートもあります。
特に、あまりに低価格な物にはご注意ください。

購入後、安心して使える、そしてレーザーの持つ機能を最大に生かせるように、レーザー商品、演出照明機材は、ぜひ当店でお買い求めください。

光学式スキャナー

★☆ 光学式スキャナー ☆★

光学式スキャナー、有名な物ではCTスキャナーなど聞いたことがあると思います。
もちろん病院にある、アレのことです。

そしてレーザービーム製品の高級機種にもCTスキャナーが使われています。
病院のモノについては詳しく知りませんが、レーザーのモノと同じ、または同じシリーズの別機種とかだと思います。

そのような精密機器ですので、レーザー製品で使われているCTスキャナーも高額です。
スキャナーだけで、30万円とかでしょうか。

そしてそれと同じように作ったモノが、低価格レーザーで使われています。
中国でそれらを真似て作ってるものは、かなり多いです。
しかしそんな精密品ですので、超激安ってワケには行かず、それなりの値段にはなります。

低価格のレーザービーム製品、
たとえば、グリーンで数千円~3万円くらいまでの製品は、まず光学式スキャナーは使っていないでしょう。
そのような場合、ほとんどがステッピングモーターで動かすタイプのもです。

ステッピングモーターで動かすタイプは光学式に比べ、動きはかなり遅く正確な模様を書くことが出来ません。

レーザービーム製品の光源は、単純に点しか書きません。
その点をスキャナーが動きいくつかに拡散させて、一本棒線や円形(サークル)などを書きカッコいいパターンとなるのですが、
極端に例えて言うと、ステッピングモーターで円形を書く場合円形を30個の点を分散させて書きます。
光学式スキャナーでは、100個の点で書くという感じです。

(実際の数は違います。)

もちろん、点の個数が多いほど正確な模様を書きます。

点が極端に少ないといい加減な模様にしかなりませんし、ビームもガタガタです。

そしてステッピングモーターで動かしていると、たとえばトンネル効果を作るために書く円形(サークル)でも、ガタガタにしか描けません。
また水平を描く横棒一直線も真っ直ぐに書けず、波のようになってしまいます。

光学式スキャナーでの水平

ステッピングモータータイプでの水平

またスキャナーで高速に動かすレーザービームの光は、動きが早ければ早いほど、眩しく感じません。
数十mw~100mwぐらいですと高速のスキャナーを使ってる分には、安全性もシビアに考える必要は無いでしょう。
(とは言え、なるべく人物に当らないように設置するのをおすすめします)

以前、ヨーロッパのレーザービーム展示会に行ったときに、推定2W(2000mw)ぐらいのグリーンレーザーを、
目いっぱい客席に振って(オーディエンススキャンと言います)演出していたのですが、
レーザーが目に入っても、まったく眩しく感じませんでした。
メーカーは超一流メーカーでしたので、かなり良いスキャナーを使っていたと思います。

ところが、ステッピングモーターで動かすレーザー製品をギンギンに人物に当ててレーザー出してるクラブやライブハウスも、よく見かけます。
モータータイプは動きが遅いので、そのような場合目に入るとすごく眩しく感じます。そして実際目に結構良くないです。

ステッピングモータータイプのレーザーを使用する場合は、人物に当てないように注意した方がいいです。

スキャナー何K(pps)とかスペックに書かれています。
この数字が大きいほどスキャンスピードは速いです。

スキャンスピード数値が大きいほどミラーは高速に動けるので、
安定しキレイな画を描くことが出来ます。
これは人間がペンで画を描くのと同じです。

たとえば人間が、1秒間に丸(円)を1つ書けと言われると、
そこそこキレイな円になると思いますが、

1秒間に丸を4個書けと言われると雑な円になると思います。


またこれは実際にはそうでは有りませんが例えとして、
20Kのスキャナーのモノは1秒間に円を2個書けるとすると
40Kですと1秒間に円を4個書ける、という感じです。

そうすると、20Kの方で円を1秒間に4個書こうとすると、
1秒に付き2個ずつを交互に表示されますので、レーザーはチカチカと点滅するのです。
ですのでスキャンスピードの数値が大きいほどキレイに画や文字が書けて点滅も無くなります。


当店の低価格レーザーは10K、ハイクオリティーレーザーで25kです。
また中国製の超ハイクオリティーレーザーで40Kです。

(オプションでギリシャ製スキャナー60Kというのもございます)


モーターで動かすタイプで何Kか調べてみたのですが、はっきりわかりませんでした。

(実際には、スキャナーの性能はその基盤などの性能にも左右されます)

文字やアニメーションで演出する場合、最低20Kは必要です。

ちなみに中国製スキャナーで50Kというのはありません。
50Kスキャナーはヨーロッパ製などになり、それだけで数十万円しますので、
50KスキャナーRGBレーザー本体で30万円~40万円と言うのはありえません。
そのような製品があるとすれば、50Kスキャナーの性能は無いでしょう。
また中国製の40K スキャナーも結構高額です。
こちらもRGBレーザー本体価格で20万円台とかは、まず無いでしょう。

まあ正直,中国製品のメーカーが書くスペックは信用できないのですが、、。
実際に何Kなのか?と言うのは、ILDAソフトにあるテストパターンなどを照射すると、おおよそわかります。
当店ではメーカースペックとテストパターンで調べた上でスペック表示しておりますので、ほぼ間違いない数値となってるでしょう。

ステッピングモータータイプと光学式スキャナーの見分け方

レーザー製品の照射口を見てください。
小さいミラー(鏡)が2枚付いています。

ステッピングモータータイプ

光学式スキャナー

光学式スキャナーは、超高速に動くためにミラーは超薄いです。
1mm有るか無いかの感じです。考えうるもっとも薄い鏡でしょう。
長さは約1cmぐらいでしょうか。

ステッピングモータータイプは、ミラーの厚みは4mmぐらいある感じです。
長さは3~4cmぐらいあります。

ネットショップなどでも、本体写真のレーザー照射口が見えればすぐにわかります。
ミラーが明らかに長いです。

モータータイプの製品は、低価格な物でしか使われていません。

とにかく、安い製品でレーザーで動いていれば良いって方にはステッピングモータータイプのレーザーでも良いでしょう。

低価格な製品でも多少はこだわりたい、と言う方にはぜひ光学式スキャナーの製品をお使いいただきたいです。

当店では、他ではありえない2万五千円程度の価格で光学式スキャナーグリーンレーザーを取り扱っております。

またロープライスレーザーシリーズも、低価格でありながら多くが光学式スキャナーを使用したレーザー製品です。

これら、ぜひお試しください。

レーザービームの明るさなどについて (mw、nmなどの解説もあります)

★☆ レーザービームの明るさなどについて ☆★

 レーザーライトの明るさについて、この商品は野外で使えますか?とか、
どのくらいの距離まで飛びますか?と言うご質問がよくあります。

これは、スモークなどを使ってビーム(光の筋)を見せるのか、
壁などに文字やメッセージ、アニメーションなど映して見せるのかで、全然違います。

まずスモークを炊いてビームを見せる演出は、このページにラインナップされている商品では、
グラウンドクラスの野外イベント、花火との共演レベルのレーザーショウーは対応できません。

まあギリギリ、500mwぐらいのグリーンレーザーとか1500mwぐらいのRGBレーザーであれば、
小規模な野外でスモークが効果的に周れば、それなりな感じには演出できます。

小規模な野外は、たとえばカフェや宴会所の裏庭的な感じであるようなスペース。
街中の建物と建物の間にあるような空間でのスペースなどです。

しかもそのような場所は、風がきつくスモークもすぐに流されてしまいますが、そういうのが無く効果的に煙が残っている必要があります。

明るさが足りない場合、なるべくドット(点)系のパターンで演出する方がいいでしょう。
点系のパターンは、レーザー光の明かりを集めていますので、基本的に明るいです。
多くの方は水平、ウエーブやトンネルのようなパターンで演出したいと思っていますが、
それらはその形を作る間でレーザー光を拡散していますので、その分暗くなってしまいします。

ドット系パターン例

グラウンドクラスの野外でのレーザー演出、花火との共演などの場合、
グリーンで3W以上、カラーレーザーで10W以上は必要です。
レーザー本体購入すると、200万円~数百万円となります。
年に1~2回かしか使用しないのであれば、レンタルをご利用ください。
こちらよりお問い合わせください。

次に、壁や何らかのスクリーン的な役割のする部分にレーザー光をあて、
文字メッセージやアニメーションを映す場合
屋外でも割と効果的に使用できます
ただし何メートルまで行けますか??というのは非常に回答が難しいです。
それは周りの状況(水銀灯のようなライトは点いているのか?など)により、かなり違ってきます。

文字やアニメーション照射の有効距離は、屋外だけでなく、室内でもほぼ同じことが言えます。

真っ暗な場所での使用ですと、結構な距離まで照射出来ます。
グリーンレーザーですと60mwぐらいでも数十メートル先まで照らすことが出来ます。
1500mwのカラーレーザーでは、200mぐらい先でも照射出来ました。

しかしこれらは、どれぐらいの大きさで照射するのか?
照射先の壁の色は?などにも左右されます。
照射する大きさですが、基本的に光源は一つですので、大きさと明るさは比例します。
ある大きさから倍の大きさにすると、明るさは単純に半分にはなると考える方がいいでしょう。

また壁の色ですが、何色にでも照射可能ですが、白色などの方が明るく見えるので、
距離がある場合、なるべくそのような色のほうがいいです。

※ レーザー各色の明るさについて。

数年前までは、低価格レーザーはほとんどの場合グリーンレーザーでした。
ブルーやレッドもありましたが、ブルーなどは60mwでも30万円以上するなど、手に入りにくいものでした。

現在は、文字やアニメーションを照射出来るしっかりしたスキャナーのRGBレーザーでも10万を切る価格からあります。
ブルー、レッドの単色レーザーでそこそこの出力(クラス4)でも数万円となっています。


グリーンだけでは無くそのようなカラーのレーザー購入を検討することも多くなったでしょう。
そこで注意したいのは、何mw(ミリワット)と言う数値です。
この数値は、基本的にはレーザーパワー(レーザー光源の消費電力)ですが、
これらも明るさに比例しますので、購入時は明るさの基準に考えるといいでしょう。

まずグリーンレーザーの場合、人間の目にかなり明るく見える波長532nm(ナノメートル)を使用しています。
クラブなど暗めの室内でスモークを炊いてのビーム演出時、80mwでも10メートルぐらいは強く光が出ています。
それを越えるととたんに光は弱くなっていく感じです。

ですので小箱のクラブやプライベートパーティでは、いい感じで使えるでしょう。

150mw200mwぐらいですとクラブでは中箱ぐらいが適当でしょう。
キャパ1000~などですと、さらにパワーが欲しいところです。

それらはスタンディングのキャパシティーで、しかも暗転に近い条件での場合です。
たとえば、イス席のあるような大ホールでキャパ800~1000人などでレーザーを使用する場合は、さらにパワーが必要です。
(スタンディングのキャパと固定のイス席のキャパでは同じ数字の場合でも、実際の広さは3倍以上違います。)

そしてそのようなホールで実施するイベントでは、なかなか暗転でのレーザー使用と言うのは少なく、
たとえばコンサートやダンスイベントなどとなってくると思います。

そのようなイベントでは、パーライトやムービングライトなど、他の照明も一緒に使って演出されると思います。
そうすると、やはりそれらがどのくらいの明るさで使われるのか?で、かなり変わってきます。
特に前方から照明が明るめに当ってる場合、レーザーなどはかなりかき消されてします。
ですのでレーザー使用タイミング時の照明は、あらかじめライティングオペレーターと打ち合わせするべきでしょう。

とりあえず、他の照明が暗めに演出時、キャパ800~1000人でのグリーンレーザー演出ですが、
最低で500mw、出来れば1000mw(1W)、2000mw(2W)などが欲しいところです。

この場合でも、明るさが足りない場合はドット系のパターンで演出するといいでしょう。
500mwなどで水平、ウエーブ、トンネルなどは、結構物足りないのでは無いかと思います。
水平やウエーブ、トンネルをドットで作ると言う手もあります。
またやはり完全暗転時では、そのような場合でも、効果あるかもしれません。

通常のトンネル(サークル)
ドットでのトンネル

通常の水平
ドットでの水平

これまでは、グリーンレーザーでの話でした。
次に他のカラーのレーザーの場合です。
ブルーレーザー、レッドレーザーが基本となります。

ブルーレーザーでは、一時405nmという波長のレーザービーム製品が出回ってました。
405nmのレーザーは低価格なのですが、人間の目には感知しにくい波長で、かなり暗く見えます。
また色的にはUVっぽいカラーです。
数年前は、当店のRGBレーザーでも405nmのブルーを使った製品がありましたが、グリーンの3倍のパワーでもグリーンよりかははるかに暗かったです。

現在主流なRGBレーザーで、ブルーレーザーの波長は450nmです。
405nmよりはるかに明るく、普通にブルーって感じの色で、RGBレーザーでカラーバランスと取るには、いいものです。
450nmで、単色で考えた場合グリーレーザーと同じぐらいの効果を得るためには、グリーンの最低倍のパワー、出来れば3倍のパワーが必要です。
グリーンレーザーが100mwの場合、ブルーレーザーは、最低200mwか、出来れば300mwが必要です。

レッドレーザーについてです。
レッドレーザービームの主流波長は650nmです。
これをグリーンレーザーとバランスよく使用する場合、やはりグリーンの3倍ぐらいのパワーが必要です。


たとえばRGBレーザーでは、Red 650nm/150mw, Green 532nm/50mw, Blue 450nm/100mwと言うバランスは良いでしょう。
またRGY3カラーレーザーでは650nm /150mw .532nm /50mw というバランスが良いです。

最近は、635nmのレッドレーザーが出てきています。
635nmは、650nmの倍ほども明るく見えます。
ですので、635nmの100mwと650nmの200mwとは、それほど明るさが変わらないのです。

ここがポイントで、RGBレーザー1W(1000mw)という商品があったとします。
しかしどの商品も同じ明るさでは無いのです。
またカラーバランスも、製品により全然変わってきます。

1WのRGBレーザーで、カラーバランスがRed 650nm/500mw, Green 532nm/200mw, Blue 450nm/300mwと言う製品があるとします。
カラーバランス的には、それほど悪くはないでしょうが、ブルーのパワーはもう少し欲しいとこです。

そして、同じく1WのRGBレーザー、Red 635nm/200mw,Green 532nm/200mw, Blue 450nm /600mwと言う製品、
こちらの方がレッドのパワーが少なくすみ、450nmのブルーはグリーンの3倍。
トータルで上記の製品より明るいのです。

そしてこれらは、グリーンの単色レーザービームの200mwと同じぐらいの明るさなのです。
RGBレーザーでカラーバランスが良い場合、そのRGBレーザーは使われてるグリーンの単色レーザーと同じぐらいの明るさだと考えると、割と間違いないです。

もちろん、RGBすべてのレーザーがフルパワーで重なれば、明るいです。
しかしその他の場合では、2色重なっていても、グリーンだけの時と変わらないと感じるでしょう。

RGBレーザーの購入を考える場合、使用されてるレーザーの波長、パワーバランスなど比較しながら検討する必要があります。

また以前にグリーレーザーを購入されて、今回他のカラーレーザーをと言う方も注意が必要です。
ブルーレッドは、グリーンと同じ出力で同じ明るさ、と言う訳に行きません。
RGBレーザーも同じです。

また、書いてるスペック(mw)のパワーほど明るさが無い製品もございます。

これらのことを考慮して、レーザー製品を選んでください。


レーザーのコントロールについて(DMX、ILDAの違いなど)

★☆ レーザーのコントロールについて ☆★

レーザーライトの操作は、本体の音調機能、自動動作機能の他に、ほとんどの場合外部コントロールが可能です。

レーザーのコントローラーというと、テレビのリモコンのような感覚でとらえる方も少なくありません。

ですので、単にコントローラーで、どうしてそんなに高いの?と言われることもあります。またコントローラー無しでも色々出来ると思い、こんなパターンにしたいのですけど、と聞かれます。

レーザーのコントローラーと言うのは単純にパターンを変えたりビームのオン/オフ操作をするだけのものでは無く、そのレーザーの持つ機能を100%、またはそれ以上を引き出すものです。

例えて言うと、レーザー本体は、OSだけが入ったPC、コントローラーはPCにインストールして使うソフトウエア、のような物でしょう。ですので、目的やレーザーに望むレベルに合わせて、コントローラーを用意する事をおススメいたします。

★☆一般的に、レーザーの外部コントロールには、大きく2つの方法があります。

DMXというデジタルプロトコルを使用する場合とILDAというアナログ信号を使用する場合となります。

DMXは、照明を中心とした演出設備を制御するための、共通の規格です。

DMXコントローラーは機能や使用する規模により価格はピンきりです。
高い物は600万円ぐらいします。安いものは1万円台からであります。

レーザー1~2台を簡単にコントロールするだけの物でしたら、1万円台~数万円くらいの物でも十分でしょう。

DMX-S(15,990円)

レーザーをDMXで制御する場合、大抵レーザー本体の中に記憶している模様(円形や四角形など)を呼び出し、それを回転させたり、横に動かしたり、ドット(点)を強調させたりしてパターンを作ります。そしてそれを記憶させて、ビームのオン/オフを含め、自分の使いたいパターンを瞬時に選択できるのです。

レーザーの記憶しているパターンを元にビームパターンを作るので、演出可能なビームパターンは、元パターンの数に左右されます。

また、回転や横に動かしたりするエフェクトの種類は、レーザースペックのDMXチャンネル数に比例するでしょう。
ですので、そのチャンネル数が多い方が色々なパターンを作れる可能性が高いです。

レーザー本体に記憶してる模様を呼び出す形ですので、自分で作った文字やロゴは照射出来ません。

次にILDA(イルダと読みます)

ILDAは、レーザーのアナログ制御専用のプロトコルです。

デジタルは0~100%の間を256ステップに分割して数値を送ります。
しかしアナログは0~100%の間をほぼ無限ステップに数値を送ります。

細かく数値を分割して、それだけスムーズな動きを演出できるのです。

たとえば円形を描くとして、256個の点で円形を描くよりも、無限の数の点で円形を書くほうが、スムーズなカーブを書けると、理解できると思います。(実際のシステムは、少し違いますが)

そのようですので、高性能なRGB(レッド、グリーン、ブルー)レーザーで、それぞれの明るさを調整できるのであれば、何万色ものカラー表現が可能なのです。

レーザーは、小さな鏡を、縦と横に高速に動かして模様を描きます。
縦と横に動かせる範囲の中では、数万個の点を打つことが出来ます。

つまりILDA制御のレーザーは、点と線で表現できるパターンは何でも出来るのです。
(実際には、ILDAソフトの性能、レーザー本体の性能に左右されます)

もちろん自分で作った文字やロゴ、アニメーションが照射出来ます。

しかし、レーザーでは、塗りつぶしパターンは、基本出来ませんので、ご注意ください。

ILDAのコントローラーですが、多くの場合はPCのソフトウエアとなっています。

ソフトウエアには、PCとレーザーをつなぐためのディバイスが付属しています。

ディバイスとPC間は、USBまたはLAN接続です。

当店のILDAソフトには、ディバイスとレーザー本体をつなぐケーブルも付属しています。

ですので、当店でILDA対応のレーザー本体とILDAソフトをお買い上げいただき、PCを用意していただくと、すぐにレーザーの世界を楽しめます。

おすすめのILDAソフト

■ プリセットのアニメーションを多く持ち、初心者にわかりやすいのは、こちらQuickShow(78,000円)です。

初心者にわかりやすく説明した、取扱説明書も付属しています。

また、アニメーションは随時新作がダウンロードできますので、常に新しいアニメーションネタを仕入れることが出来ます。

当店で購入された方、ほとんどの方に満足いただいています。

■ レーザーの使用が、スモークを併用してのビームショー中心の方には、Fiesta!Net(183,000円)をおススメします。

ご自分のやりたいレーザー使用に合わせてコントローラーを選び、レーザーの世界をお楽しみください。

注)レーザー本体が、DMX又はILDA対応か、ご確認の上、コントローラーをお買い求めください。

レーザーILDAコントローラーソフト/ディバイスについて

★☆ レーザーILDAコントローラーソフト/ディバイスについて ☆★

 レーザーILDAコントローラー、
ソフトとディバイスの関係が複雑になって来ました。

こちらでまとめますので、購入の際の参考にしてください。

ILDA対応レーザーのコントロールは、
主にWindows PCにインストールした専用ソフトを使い
ソフト専用ディバイスをPCに接続し、レーザー本体へ信号を出力しております。

当店では、わかりやすくするために
ILDAコントローラー、イコール、ILDAソフトとしておりますが
ILDAディバイスを購入すると、ソフト(アプリケーション)が付いてくる、
そしてそのソフトをアップグレードすることにより、プロ仕様のソフトが使えると言う考え方も出来ます。


★コントロールソフト、ディバイスの種類

当店で扱うレーザーILDAコントローラーは大きく2つのメーカーに分かれます。

Pangolin社

Made in USA

レーザーソフト

QuickShowBeyond

ディバイス

FB3FB4

★★Pangolin社ソフトの主な特徴

● プリセットパターン特にアニメーショングラフィックが豊富

● Pngolin Cloudにて他のユーザーが作ったパターンをダウンロード出来る

● タイムライン作成の作業しやすい

● エフェクトの種類が豊富、、またライブラリーとして記憶できる

● ライブ操作時、瞬時にプラスできるエフェクトが豊富

★★ソフトとディバイス

● QuickShow、Beyondとも通常版を購入するとFB3ディバイスが付属します

  QuickShow購入者は別料金でBeyondにアップグレード出来ます

● 逆に言いますと、FB3ディバイスを購入するとQuickShowが使えます

  FB3アップグレードでBeyondが使えます

● 同じくFB4ディバイスを購入するとQuickShowが使えます

  FB4アップグレードでBeyondが使えます

● 2つ目以降のFB3、FB4共に、2台目以降のレーザー用出力ディバイスとなります


Showtacle社

Made in EU

レーザーソフト

MonchaFiesta

ディバイス

Moncha.goMoncha.Box

★★Showtacleソフトの主な特徴

● ブランキング(カメラや人の目などにレーザー光を当てない)の設定作業しやすい

● ビームパターン作成が非常に簡単

● 複数台のレーザー操作時一つのパターンの中でのアサインが素早く出来る

● ライブ(マニュアル)操作時の作業がわかりやすく作業しやすい

★★ソフトとディバイス

● Monchaソフトウエア通常版を購入するとMoncha.Boxディバイスが付いてきます

   Moncha購入者は別料金でFiestaにアップグレード出来ます

● 逆に言いますと、Moncha.Boxディバイスを購入するとMonchaソフトウエアが使えます

   Moncha.BoxディバイスアップグレードでFiestaソフトウエアが使えます

● Moncha.goディバイスを購入するとMonchaソフトウエアが使えます。

   Moncha.goディバイスをアップデートするとFiestaソフトウエアが使えます。

● 2つ目以降のMoncha.Box、Moncha.go共に、2台目以降のレーザー用出力ディバイスとなります


レーザーILDAディバイス比較

メーカーディバイスPCとの接続QuickShowBeyondMonchaFiestaDMX IN/OUTSDカード
PangolinFB3USB××××
FB4LAN××
ShowtacleMoncha.goLAN×××
Moncha.BoxLAN××

※アップグレードで使用可
それぞれ対応ソフトで2台目以降のディバイスとして使用できます

ちなみに、Fiestaソフトウエア、2005年メーカーからの発出荷が当店でした。

 世界最早です。

またQuickShowも、2010年日本での一番最初の販売は当店だと思います。


●●おすすめのレーザーコントロールソフト●●

初心者の方は、MonchaQuickShowで良いでしょう。

そしてMonchaはMoncha.goを購入すると低価格で使用することが出来ます。

● 上記に有ります通り、文字を出しての演出、グラフィック、アニメーションショーには
  QuickShowがオススメです。

● スモークマシーンを併用してのビームショーはMonchaが取り扱い易くオススメです。


★ Monchaはひとつだけ残念な点が有ります。

空間ビームショーには操作がわかりやすく使いやすいのですが、
シーン間のフェードチェンジが出来ないのです。
そうすると、たとえばこの動画の様に1本のビームがゆっくり2本になり、
それが広がり、さらにカラフルになりながらウエーヴすると言うパターンが出来ないのです。

ですのでこのような演出が欲しい場合は、Fiestaアップグレードする必要が有ります。

プロ、業者の方、また設備などで使用される場合は、

FiestaBeyondがオススメです。

● Beyondの方は、
  完全パッケージレーザーショーを作成する上での編集作業は格段にわかりやすく効率的に出来ます。
  またJEPGなどからロゴ、グラフィックをレーザーデーターにトレースする機能も結構正確に出来ます。

▲Beyondを使った現場レポートはこちら

   建物にレーザー照射(グラフィックショー)

   巨大壁画前でのライブで演出照明 パート3

   レーザー演出、建物の壁面へグラフィック、ロゴなどを照射する動画

   野外レーザーショー動画

● ライブ操作でのビームショーはFiesta
  効果的なビームショー用のデーターは直感的にすばやく作成することが出来ます。

  また複数台のレーザー操作時もどの器具からどのパターンを照射するのか、すばやくアサイン出来、
  パターンのコピーペーストオフセットの数値変更で別パターンもすぐに作れます。

▲Fiestaを使った現場レポートはこちら

   ライブでレーザー演出

   ダンスイベントでレーザー演出

   お寺の本堂でライブ、での照明演出

   ヘアーショーにてレーザー演出

   学校のクリスマス会?でレーザー演出

   ダンス発表会イベントでレーザー演出

上記2つのレーザーコントローラーメーカーの他、当店取り扱いは 中国製のiShow2がございます。
こちらはかなり低価格ですが、
Windows PCでも32ビットのモノでしか使えません。またWIN8,10では使えません。
iShow3が出てるということですので問い合わせましたが、やはり32ビットのみです。


以上ILDAレーザーコントローラーについてまとめてみましたがいかがでしょうか?★
 
不明な点がございましたらお問合せ下さい

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